mactisの経済ブログ

ある銀行員が金融メジャーリーガーを目指して格闘するブログ

毎月分配型投信の投資効果は?

こんにちは、mactisです。

 

今回は人によって評価の分かれる毎月分配型投信について考えてみます。

 

 

まず、毎月分配型投信とは何か。それは毎月分配金を決まった金額出し続ける投資信託です。

実際の金額としては一月に数十円が多いです。ニッセイグローバル高配当株式プラス(以下ニッセイグローバル)は毎月300円というかなりの分配金を出しており、私が調べた中では最高額です。

 例えば上記のニッセイグローバルは2016年12月22日現在で8,980円。毎月300円の分配金がもらえるとすると年間で3,600円となります。基準価額が変わらないと仮定した場合の年間利回りは驚異の40%!!

とんでもない利回りです。つまり、こんなにうまい話はありません。笑

そうです、基準価額が変わらない場合というのはほぼあり得ないということです。

 

毎月分配型投信は「毎月分配金を出しますよ!」という文句でお金を集めて運用しています。また、証券会社や銀行の営業も高齢者の方々に年金だけでなくプラスαの分配金ををアピールして販売に力を入れています。

しかし、その分配金は全てが利益から支払われているわけではないのです。毎月の分配金を支払うだけの利益が出なかった場合、資産から取り崩して分配金に充てます。つまり、分配金として受け取ったお金は投資信託購入の際に支払った金額が戻ってきているのに過ぎないということです。この点をよく知らずに購入すると、思ってたのと違うということになってしまいますね。

また、毎月分配金を出すため、その都度税金を取られることになります。これはかなり大きなマイナスで、複利効果を得ることができないため投資効率は悪いと言わざるを得ません。

この点が毎月分配型投信の弱みといえるでしょう。

 

でも、そうはいっても試してみないと実際にどれくらい分配金がもらえて、どれくらい投資として有効かわかりません。

疑り深い私は毎月分配型投信買って試してみることにしました。

 

始めたのは2016年9月初め。ラサール・グローバルREITファンドを毎月積立購入することにしました。初めは毎月1,000円分ずつ購入する予定でしたが、全然投資した感がないので5,000円に増やしました。

 

そして毎月の分配金の状況は

9月 普通分配金 9円 元本払戻金 30円

10月 普通分配金 0円 元本払戻金 143円

11月 普通分配金 0円 元本払戻金 255円

12月 普通分配金 302円 元本払戻金 67円

 

という状況です。投資金額は1万7千円。元本払戻金の多さには少し驚きましたが、それを再投資に回しているため、評価額は1万8,226。順調に増えているといったところでしょうか。今後、どのような分配金の構成になるかはわかりませんがあまり効率がいいとは言えなさそうです。

 

毎月分配型については否定的な意見が多くあります。

実際、その通りです。毎月毎月分配金を支払うためその度に税金を課されてしまいます。投資効率としてはあまりよくないことは理論的にも明らかです。

それなのになぜ買う人がいるのか。資産規模が何億円もある人の場合、資産の一部を毎月分配型の投資信託に置いておいたとしても大した影響はないからではないでしょうか。毎月分配金に対して税金を取られ、複利効果を望めないとしても複利効果だけが投資の絶対の法則ではありません。投資価値は人によって違います。自分に合った投資だと考えるのであればよいのではないかなと思います。

 

ちなみに私は半年でやめました。理由について書きましたのでよかったらこちらをご覧ください。

keizaihakase.hatenablog.com