mactisの経済ブログ

ある銀行員が金融メジャーリーガーを目指して格闘するブログ

経済格差の拡大を助長する銀行

こんにちは、mactisです。

 

今回はこれまで働いてきて感じたことをありのままに。

 

 私は銀行で働いております。

 

間接金融の機能で必要なところへお金を届けて経済活動に活力を与える。意義深い仕事だと考えております。

 

しかし、実際に働き少しずつ業務がわかってきたこの頃。

お金持ちに優しい銀行の姿がありありと目に映るようになってきました。

 

安定した大企業には金利を低く貸し付け、中小零細企業には高い金利でしか貸さない。もしくは貸さない。就活の際にキラキラ輝いて見えた人事の方々のお話は話半分に聞くべきだったのでしょう。

 

しかし、銀行業もビジネス。返してくれるかわからない相手に安く貸すなんてことはできません。もちろんわかります。他の業界も大企業が有利な条件を取り付けることができ、中小企業は厳しい環境で戦わなければなりません。それももちろんわかっております。でも銀行の商売道具が「お金」という直接的なものだからか、資本主義の実情をひしひしと感じることが多いのは事実です。

 

入社してから短い間ではありますがいろんな案件を見てきました。

中でも富裕層の資産管理会社に対する融資は資本主義ってこういうことなんだなー、と思い知らされます。

資産管理会社への融資の大半は収益物件購入のための融資です。昨今の情勢もあり収益物件の購入資金は審査が厳しめです。しかしお金持ちに対しては喜んで低い金利でフルローンを組みます。超低金利の現状では1%を割り込む金利でお金持ちには貸すことができます。

その一方、貧乏人は優遇は受けられず高い金利でお金を借ります。カードローンなどの仕組みの理解しづらいローンを組み、返済に苦労する人が増加しているのは最近問題になっていますね。やはり持つ者には優しく、持たざる者には厳しく。といったところなのでしょう。

 

でも銀行がこのようにお金持ちの味方である限り、お金持ちは低い金利でレバレッジをかけて資産を増やしていきます。一方、貧乏人は利息の支払いに苦しめられ、お金持ちに搾取されていきます。格差拡大の一端を銀行も担っており、そこで働く私も知らず知らずのうちに格差拡大の一助となっていたのだと感じております。

 

そうはいっても銀行は高い金利で貸さなくては儲からない。

庶民の私は労働者でなく資産家になりたい。

 

資本主義ってのは難しいものだなあ